こんにちはふぃーどです。音楽好きですが、ジャンルは基本ぐるぐるしてます。ここ数か月はジャズの期間みたいです。



 というわけでどん。『Point of Departure/Dave Slonaker Big Band』。今日はビッグバンドの曲を雑に張っていこうかと。



 ビッグバンドというと標準編成は「サックス5・トランペット4・トロンボーン4・ピアノ・ベース・ドラム(+ギター)」です。細かいところはいろいろ省くとして、20人行かないくらいの金管楽器中心のバンドってところですね。大体の場合バンドリーダーがいて、その名を冠して呼ばれることが多いです。「ふぃーどびっぐばんど」みたいな。ないけど。
 つまり『Dave Slonaker Big Band』はDave Slonakerさんのビッグバンドですね。彼の担当は作編曲と指揮みたいです。指揮はいたりいなかったりします。バンドリーダーが楽器を吹かない場合に指揮をする感じかな、バンドリーダーが楽器吹くなら基本いない気がします。
 Dave Slonakerさんはハリウッドの映画音楽やテレビシリーズなんかで活躍される凄腕のアレンジャーみたいで、こんなにかっこいい曲を書くしご存命なのにCDが一枚しか出ていません。このCDグラミー賞にノミネートまでされてるのに。もっと書いてください。お金にならないんだろうけど。悲しい。彼のCD『Intrada』に含まれる曲は数曲Youtubeにアップされてるので、気に入ったなら聴いて、どうぞ。全体を通しては、奥深い和声感・サウンド感を持ちながらもとてもクールですね。都会的・現代的な雰囲気が漂っていて聴きやすいと思います。



 次。『Like Thunder/Ryan Haines Big Band』。音質微妙なのでCD買って。ないけど。
 先のSlonakerとは打って変わって、こっちは溌剌としたアツいカッコよさの方に一直線って感じです。このLike Thunderが収録されたCDのタイトルトラックの『To The Sky』、名は体を表すって感じの空を突き抜けるようなサウンド。曲の展開なんかも王道まっしぐらって感じで、特にこの曲はバトル物の少年漫画でも読んでるかのような気分になれます。なれないかもしれません。
 Ryan Haines自身はトロンボーン奏者であり、実際に演奏もしています。3分あたりからのトロンボーンソロは彼のものですね。Youtubeにいくつか実際の演奏動画も上がっていますが、どれもこれも音質がうんちです。悲しいね。
 だったらCD買おうぜってことなんですが、なんか全部絶版なんですよね。出版社は何を考えているんでしょうか。お金にならないんですね。はい。3枚目のアルバムである「People & Places」も確か1年前くらいにAmazonに出ていたのを買った気がしますが、今見たら12,000-20,000円とかいうバカな値段で取引されてるみたいですね。すごいなあ。
 2枚目の「New Horizons」、デビュー作の「To The Sky」なんて実在が疑われるレベルです。デビュー作を求めて東京じゅうのCDショップを回ったこともありましたが一枚も見つけられませんでした。ください。



 次。『Pete Wheeler/Jacob Mann Big Band』。ここまでの2曲よりはずっとポップで、ちょっとゲーム音楽的なかわいさも見え隠れする感じですね。PVかわいいし。この棒人間なんなんすかね。
 去年出たばかりのかなり新しいCDに収録されているらしく、今風にAppleMusicにもあったりします。4曲(Kogi, Pronk, Bounse House)全部Youtubeにアップされていて音質もそこまで悪くないので、気に入ったらぜひ。
 Mann自身はピアノを弾いてます。Pronkではシンセサイザーも。ピアニストによる作曲っていうのが伝わってくるような硬質・無機質な構築とリズム感が、妙に温かみのある和音・メロディと相まって不思議なかわいさがありますね。



 次。『High Seas Hi-jinx/Cuphead(Kristofer Maddigan)』。最近色々話題のCupheadのOSTからの一曲です。ビッグバンドジャズの中ではこういうサウンドの方がスタンダードに近いんですかね?ジャズの中でのクラシック、なんていうとややこしく聞こえるかもしれませんが、今まで上げてきた3曲は21世紀に作られた比較的新しいもので、Cupheadはゲームの内容自体も1930年代のカートゥーンにインスパイアされているように、音楽もその辺(1920-30)年代のスウィング・ジャズのサウンドを意識しているように聴こえます。
 作家についても触れておくと、といってもあんまり情報なかったんですが、パーカッショニストとしてカナダの国立バレエオーケストラに在籍していたり、ドラマーとしてもバンドやカルテットを組んでいたり、幅広いジャンルでマルチに活躍されている方みたいです。すごいぜ。


 最近だとマリオオデッセイが露骨にビッグバンドライクなサウンドを推してきたり、マリオカート8なんかからもそんな傾向は実際あったんですが、多少なり時代の流れが別の音楽の方を向いてるんであればそれはなんとなくいいことなのかな、と思います。ジャズがいい音楽だからとかいうわけではなく、色んな音楽が聴こえる世の中の方が楽しいと思うので。EDMやポップも好きですけど、こういうのもたまにはね。いいよね。